叱っていいが、怒ってはいけない

未来に挑む人と組織の伴走役
企業経営カウンセラー®の岩出です。

私は建設業のお客様の支援をすることが
よく有ります。

zoomを使って社長と打ち合わせを
行っていた時のこと。

人が入ってきてもすぐに辞めてしまう、
というご相談をいただき、

人事制度などの仕組みだけでなく、
部下への声掛けや風土づくりなど、
心理的な側面も考えることが重要、
という話をしていました。

そんな時に、社長が
「あ、部下から電話がかかってきたので
 ちょっと失礼します!」

と言い、電話の操作を始めました。

おそらくzoomをミュート状態にするのを
忘れたのでしょうか。

直後に社長の
「てめぇ、ちゃんと確認しろって言っただろ。
 クズが!」

という怒号が聞こえてきました(-_-;)

さっきまで穏やかだった社長の
突然のキャラ変にドン引きしました..。

「ちゃんと確認しろ」までは良いとしても、
「クズが!」は、やはり刺されたような
痛みを感じると思います。

ここで「叱る」と「怒る」の違いに触れますが、
叱ると怒るの最大の違いは、
「誰のためか」という点にあります。

叱るは「相手の」行動を直すことが目的。
「相手のため」の行動なのに対し、

怒るは「自分の」ムカムカを発散する
ことが目的。「自分のため」の行動です。

叱るは理性的、怒るは感情的とも
言えるでしょう。

傍から見れば似ている行動ですが、
内容は明らかに異なりますし、
やられた相手はそれを敏感に感じ取ります。

日々、部下の行動に呆れたり、驚かされたり
することもあると思います。

「俺がこんなに頑張っているのに、あいつらは!」
と、ムカついて仕方がないこともあることでしょう。

ただそんな時こそ度量が試されます。

なんとか”感情の刃”を鞘に納め、
「怒るのではなく叱る」を心がけていきましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
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【人材定着を仕組みとココロで支援する】
人材定着力の向上を、”横から目線”で支援します!
①離職の本音(不安感・承認感)を見える化する
組織データ分析
②人材が定着する仕組みの整備(経営理念・人事制度等)
③組織風土を改善する組織心理学
“ココロマネジメント®”研修
④第三者の立場から本音を聴く社員カウンセリング

Cocoro Managements株式会社 代表取締役
Cocoro+ HR Consulting 代表
企業経営カウンセラー® 岩出 優(いわでゆう)

資格:
中小企業診断士/特定社会保険労務士
経営心理士/心理カウンセラー

趣味:
・ランニング
160kmトレイルランニングUTMF完走と、
フルマラソン2時間29分に挑戦中です

・歌・ボイスパーカッション
40代おじさん達で動画を撮っています
(Youtube:JAMおじさんチャンネル
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