承認欲求が人間関係を悪くする?

未来に挑む人と組織の伴走役
企業経営カウンセラー®の岩出です。

私は年に60回ほど1人カラオケに行き、
歌修行をしています。

なかなかすぐには上達しませんが、
とあるタイミングで歌えなかった曲が
歌えるようになっていたり、

声が強くなっていることを
実感できたりしたときは、
とても嬉しさを感じます。

みなさんもこれまで何かを達成したり、
人に認められたりしたときに、
「嬉しい!」と感じたことは有ると思います。

一方で、人にひたすら自慢話をされたり、
マウントを取られたりし、「嫌だな…。」と
感じたことも有ったのではないでしょうか。

今日はそんな感情の背景にある、
「承認欲求」について書きます。

人間の行動原理である欲求を
整理していくと、

「生き延びたい」
「自分の存在価値を知りたい」

の2種類に集約されます。

生き延びるために、
お金を稼いだり、快適な職場を求めたり、
人間関係を築いたりし、

自分の存在価値を知るために
成長を目指したり、社会に貢献したり
認められようとしたりします。

認められて自分の価値を知りたいという、
いわゆる「承認欲求」は、誰もが持っていて
健全なものに感じますが、
この承認欲求には少しクセがあります。

それは、

承認には自己承認と他者承認の2種類があり、
満足度合いは2つが合わさって決まること

です。

過去に受験で難関校に受かったとか、
スポーツで全国大会に出たとかの経験がある人は、
自分で自分を認められる自己承認の
度合いは大きくなりやすいでしょう。

一方、こういった経験がなかったり、
常に誰かと比較され、劣等感を味わっていたりすると、
自己承認の度合いは小さくなりやすいでしょう。

この場合にやっかいなのが、
人によっては自分の承認欲求を満たすために、
他人に自分を認めてもらう

他者承認

を過度に求める行動に出てしまう、
というものです。

冒頭に書いたような、

自慢話ばかりをしたり、
人にマウントを取って、
「オレ強ぇ」をしようとしたりすることです。

この場合、相手は嫌な気持ちになり、
人間関係も悪化することになります。

瞬間的な「オレ強ぇ」の気持ちよさを感じる代償に、
長期的な人間関係を損ねてしまい、
いつの間にか、自分の周りに人がいなくなっていた、

なんてことも有り得ます。
とても寂しいことですね。

こうならないためにも、
自分自身を振り返り、
つい自分が自慢話やマウントを取って
してしまっていないか確認することが重要です。

もちろん、みんなのモチベーションを
高めるような自慢は積極的にすべきと思います。

いずれにしても、コミュニケーションをする際は、
自分も相手も気持ちよい関係になるよう、
相手の承認欲求を満たす関わりになるよう、
心がけていきたいですね^^

本日もお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
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人材定着力の向上を、”横から目線”で支援します!
①離職の本音(不安感・承認感)を見える化する
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③組織風土を改善する組織心理学
“ココロマネジメント®”研修
④第三者の立場から本音の思いを聴く社員カウンセリング

Cocoro Managements株式会社 代表取締役
Cocoro+ HR Consulting 代表
企業経営カウンセラー® 岩出 優(いわでゆう)

資格:
中小企業診断士/特定社会保険労務士
経営心理士/心理カウンセラー

趣味:
・ランニング
160kmトレイルランニングUTMF完走と、
フルマラソン2時間29分に挑戦中です

・歌・ボイスパーカッション
40代おじさん達で動画を撮っています
(Youtube:JAMおじさんチャンネル
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